2025/1/20

キルトレードの狙える作戦をもってULTを使おう!

キルトレードの狙える作戦をもってULTを使おう!

こんにちは。えだまめです。

最近はFRACTUREとPEARLだけに絞ってVODを見ているわけですが、 2023のVODをひっぱってきて見ていたら面白いラウンドがあったので、それを今回は紹介したいと思います!

今回紹介したいラウンドはこちら

おおまかな流れを説明

①Aにアクションをかけて

image

②即Bにローテして

image

③Breachが地下からCTにULTをつかいNeonにファイトさせる

image

細かく解説

まずAにアクションをとって即BローテでCTにULTを使うのは、このFRACTUREというマップにおいては合理的な使い方、かみ合いを狙った使い方だと思います。

FRACTUREのマップ構造について

この話をする前にFRACTUREというマップが少し特殊なマップ構造をしているのでそのことについて話そうと思います。前回の記事でも少し話しましたが、ローテの距離についてです。

SPLITとの比較

image

SPLITというマップが一番わかりやすく、体感でも理解できていると思いますが、ほぼ一直線で移動ができることでのローテの距離が短い、だから必死になりMIDをコントロールするのだということです。

(もちろんMIDをとる目的はローテが簡単という単純な理由以外で取る目的がありますが、1つの理由として。)

image

ABYSSでも同じですね、ただコントロールできていないで使おうとすると事故が起きるという話を前回しました。このローテの距離がこんかいのFRACTURE とどう関係するかはもうお気づきかもしれないですが、そうです。

FRACTUREの特徴

image

FRACTUREのローテを考えるとDEF側が有利にローテ距離を短く移動ができるのです。かといってそのローテエリアをATKがSPLITのMIDのようにコントロールすることは難しいわけですが。

つまり、今回のAアクションで即ローテという作戦は、この相手のほうがローテ早くできるよね?というマップ構造でのかみ合いを狙った使い方をしていたのではと考察します。

作戦の詳細解説

図解すると

image

アクションを起こして

image

即ローテすると

相手のDEFのほうが早くサイト(側)に到着する・CTにAの人間が固まっていると予想ができる

だから

image

プラントするよりさきに・相手のファストリテイク・カウンターより先に、こちらがファイトを仕掛けに行ったということだと思います。

もちろんオーブコントロールの目的でAのオーブをとるためにアクションをとったというのもあると思いますが、このかみ合いを狙ったULTの使い方、1キルだけでなく寄った人間が多くいると予想できる・FRACTUREだからこそ相手は単純なローテで間に合うと考えて寄っている可能性が高かったのでCTにULTを使った。と僕は考察しています。

リターンの大きいULTの使い方について

BIGULTといわれる、BreachULTの使い方ですが

この類のULTはリターンを大きく狙える時に使うのがひとつのポイントです。

いまのVALOはとくにこういったBIGULTに対しての調整はのオーブは増やすことでの調整が多いです。

なので、より一層、リターンを狙えるシチュエーションを逃さないで使うというのが大事になります。

以前の記事になりますが

SEN City Classic Day 1 から|えだまめ

これもBreachULTの正しいカウンターの使い方になります。

ただ、相手のスキルに対してBreachULTを返すだけではキルにつながりません。 相手を引き込んでからカウンターをすることでキルを狙えるのだという内容です。

こういった使い方が大事だという話です。

ではせっかくなのでFRACTUREでのほかの使い方を見てみましょう。

それがこちらです。

サイト内にセットアップをして、相手が不在だと分かった時点で、つまりリテイク態勢を取っているサイトだと判断できたタイミングで、

CTに対してULTを使ってファイトを仕掛けるという動きです。

特に相手がリテイクを決めているサイトには、多くのリソースを残している傾向があります。

リテイクを想定してパラノイアやドローンを残しておこうという考えです。もちろん、ULTを持っている場合はそれを使ったリテイクも視野に入れているでしょう。

相手がリテイクを決めているサイトで単純にプラントして、ポストプラントでサイトを守ろうとするのは、非常に厳しい状況になりやすいと考えています。

そのため、今回のように相手がリテイク態勢だと分かった場合は、

ファストリテイクやカウンターに備えてCTを制圧しに行くという判断をしたわけです。

これも先ほどと同じ意図があります。

ULTを使う際は、リターンを最大化する。つまり、相手が多く集まると予測できるタイミングを逃さずに使うということです。

ATK側がULTというカードを持っていたからこそ、CTを制圧するという選択肢を取れました。

では、ULTがない状態で相手がリテイク態勢だと分かった場合はどうすればいいのか?

この質問に対する対策は様々ありますが、

それはまた別の機会にお話ししましょう。

さいごに

いかがだったでしょうか。

確かにCTには通常相手がいるので、プラント前でも後でもCTにULTを使えば、配置読みという観点では同じかもしれません。

ただし、リテイクのタイミングでULTを使うと、カウンタースキルを受ける可能性が高く、さらにリチャージ時間の関係でカウンタースキルが再使用可能になってしまう危険性があります。

そのため、プラントより先にファイトを仕掛け、相手の想定外のタイミングでULTを使ってカウンターを受けにくくするという戦略も、配置読み以外での重要なポイントとなります。

以上です。

定期的に記事を書いていきますので、もしよろしければXのフォローをいただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

https://x.com/3eansda

この記事をシェアする