
第0講 はじめに
さっそくですが,問題です

プロシーンで見られるこの位置関係――これはクロスを意図したポジション取りなのでしょうか?
結論から言うと、これはクロスではありません。(厳密には位置関係としてはクロスといえますが、クロスによるカバーキルが成立しないため、クロスとして機能しません。)
なぜクロスとして扱えないのか、その理由については『第1講の基礎』で詳しく解説しているので,そちらをご覧ください。
ただクロスが使えないというのを説明するだけでは未消化にいなるとおもうので「クロスではないのなら、何を目的としたポジションなのか?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
そこで、私の記事では「クロスとしては弱い」という説明にとどまらず、実際にどのような意図でそのポジションが使われたのかについても掘り下げて解説しています。
体系的に学ぶ
クロスを組むことができないポジションでは、主に「ベイトピーク」というテクニックが用いられます。このピークは汎用性が高く、基本を理解するだけで多くの場面で有効に活用できます。
(内容を理解しているだけでいろいろな場所で使えるということです。)
クロスの基本がシンプルに見えるため、多くの解説はクロスから始まりますが、私の考えではベイトピークを理解していないと、クロスが使えない場面での対応が難しくなります。
そこで、初学者の方が体系的に学べるよう、汎用性の高いものから説明するように順序や構成に細心の注意を払って執筆しました。
(それでも順番がおかしかったらすみません)
もちろん、基本的な内容を確認することが重要ですが、クロス・ベイト・ダブルピークの基本を理解している方も多いでしょう。
そのため、ピークの形を紹介するだけでなく、それぞれの強みと弱みを説明することで、ポジションの理解を深めたい方にも役立つ内容を盛り込みました。
また、ある程度FPSの基本を理解している方に向けて、VCTレベルで使用されるベイトの方法や、相手に位置を知られている状況での使い分け基準についても解説しています。
ミクロな視点でのピークや立ち位置を理解していない方にとっても、本記事を読むことでFPSの基本理解がより深まるはずです。
さいごになりますが,
どこから読み進めてよいのかがわかるように3段階である程度の指標を示しておきました。
勉強中の入門の方はぜひ、基本から順を追って読み進めていただき、実践に役立ててください。
これだけの量をひとりで書いていたので,(書きたくなったので書いたわけですが)誤字脱字,自分の考えて作ったので正しくないことが含まれている可能性がある点,ご承知ください。
これらの内容は、私自身の考察を多く含むため、こう考えている人もいるんだ。くらいの参考程度にしてください。
よろしくお願いいたします。
入門
専門用語から確認しましょう。ひと通り理解できたら最終講を見てください。
成長
専門用語の意味だけをまとめたのが最終講にあるので軽くみてわからない箇所だけ戻って確認してください。そのあと全ラウンド解説を見てください。
熟達
最終講の全ラウンド解説を頭から見るか星がついているRd(ラウンド)だけ見てください。
第1講 基本的な内容
第2講 ここまでの内容を知ったうえでの話 / 第1講では書かなかった話 / 考察など
最終講 1試合・全ラウンド撃ち合い・ポジション解説
1.1 ベイト
相手の注意を引く行動
- オペを隠すためにベイトする
- スモークを使ってベイトする
- オフアングルを隠すためにベイトする
1.2 ベイトピーク
味方が撃ち合った・コンタクトしたのをトリガーに顔を出してカバーキルをとる形
カバーをとる人のピークを,ベイトピークと呼んでいます。
カバーをとる人のピークを,ベイトピークと呼んでいます。
2 クロス
180度で迎え撃つ受け身の形
3.1 ダブルピーク
ふたりで同じところからピークすること
3.2 ベイトダブルピーク
ふたりで同じところからピークをするが,最初にピークする人がオーバーピーク・ジャンプなどでベイトして,次に出る人がカバーキルをとる形
3.3 クロスベイトピーク
180度でクロスを組んでいる状態で,片方が撃ち合ったタイミングでもう片方の裏がとびだしてカバーキルをとる形
4.1 2段
相手に位置がばれている→ベイトピークでもつよい
相手に位置がばれていない→2段の受け身がつよい
ピークについてまとめるとこんなものですが,どういうときに使うべきかということのほうが大事だと思うので気になったところだけでもみてみると良いと思います👍