2025/1/20

アンチエコの140配置の作戦 - SovaULTのカバー目的はタイミングが重要?! -

アンチエコの140配置の作戦 - SovaULTのカバー目的はタイミングが重要?! -

こんにちは。えだまめです。

今回はエコラウンドでどう動くのが丸いのかという話を作戦を紹介しながら行い,じゃあ今度は相手がエコだったときに自分たちが意識するべきことが何なのかについて話していければと思います。

<u>基本的なことはいいからおもしろいラウンドを早く!</u>

というかたは<u>目次から『アンチエコの140配置』のところまで</u>飛ばしてください。

目次

エコとは

エコでの立ち回りがわからないとなので,簡単に基本的なエコの戦い方を紹介します。

まず,エコとはマネー状況が不利な場合を指します。

マネー状況が不利なことによって

・武器がピストルになる

・スキルが十分に買えない

というのが大きいと思います。

なので自分たちがエコの時に意識しなければいけないのは,

このピストルという武器を理解して,その武器で戦える距離感のエリアを意識することになります。

例を挙げます,

たとえばBINDであればランプというエリアはピストルでも十分に戦える距離感といえます。

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なので,この場合であれば

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ピストルでも十分に戦えるエリアである,ランプを少ないスキルを集中させて取りに行くということになりました。

(Neonはジャッジではありましたが,,理屈は同じです。ジャッジで戦えるエリアをとりに行くということです。)

では今度はHAVENであれば,どこになるでしょう。

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それはBサイトになります。

もちろんピストルで戦えればよいのでガレージをとりに行くことやスモークを駆使してAサイトやCサイトの中を狭くして戦えるようにする。

というのも1つのやり方だと思いますが,今回はBサイトについて考えたいと思います。

HAVENのBサイトはMIDから直接つながっているサイトになるわけですが,サイト中の構造はとてもシンプルでかつピストルでも戦いやすい距離感になっているのです。

なのでピストルやエコの時のBサイトへのラッシュは刺さりやすいのです。

ここから本題なのですが,これまでの話で,エコの時にはこういう距離感で戦えるエリアをとりに行くのが丸いんだよ。という話をしました。

ではアンチエコ,つまり相手がエコの時には自分たちがどうしなければいけないのかを考えていきましょう。

アンチエコの140配置

早速ですが,今回紹介したいラウンドはこちらです。

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DEF(Defender)の初期配置に注目してほしいです。

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ガレージにいる人がCサイトの人なのかBサイトの人なのかを区別するのは難しいですが,ざっくりBCに配置が偏っているのがわかると思います。

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このときにATK(Attacker)のマネーがこんな感じで調整バイ(semi-buy)のような形になっています。

完全なエコではないものの,エコと同じようにBに武器差を考えたBラッシュをしてくる可能性が十分に考えられます。

なのでMIDの情報をとり,相手のアクションがなにかしらあれば警戒すべきはBラッシュということになります。

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DEFの情報どり:CロングをOmenが視認・Aロビーをリコンで索敵B前をBreachが体で情報をとり,ATKのCypherのカメラを壊しました。

ここまでの情報だけで整理するならば,

・Aはリコンをよけている可能性もあり

・MIDはCypherが確定

・Cはまだ見えない。あとからくる可能性はある。

といった状況でしょうか。

まあ,DEFとしてはカメラでエリアをとりに来たMIDを警戒するのが普通の動きにはなります。

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なので,最初にMIDの情報を体で取りに行ったBreachはカメラを確認した後は,Bの可能性があるのでBサイトにスキルを安全に入れられる場所までラインをさげ,かわりにNeonがファイトできるようにBサイトに寄りました。

そして予想通りATKのBサイトのセットが起きてファイトになり

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4v3の状況までなりました。

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ATKのYoruがスパイクもちではありますが,ゲートクラッシュがあるのでMIDに戻ることができ,そこからCへの切り返しとなります。

ATKでアクションをかけて相手をBに引き付けて,薄くなったガレージを攻めてCへの展開という動きを鎖理論といい,くわしくはXhowieさんが解説してくれているのでもしよかったらご覧ください。

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ここで言いたいのは,Bを触ってCに行くというのはATkとしてはあるあるで,ふつうであれば,DEFはいったん落ち着いてリテイクをするのがよくある動きになります。

ですが,ここからのDEFの動きに注目です。

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ATKがガレージへの切り返しをするタイミングでガレージのワイヤーが壊される・かかったタイミングでAのSovaがULTカバーをしていたのです。

つまり,Bサイト中はCypherとNeonの二人だけですが,SovaがAサイトからULTでのカバーをすることで体はないですが実質3人の存在があるのです。

とくにSovaULTの使い方に注目してほしいのですが,プラント阻止としてULTをつかうこともあるでしょう。

その場合は,ワイヤーがかかったタイミングでCが確定でSovaがローテを始めて,Bについたころでしょうか。

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そのタイミングでプラントが始まり,そこでULTをつかい解除を遅延するという動きも一つでしょう。

しかし,この動きはプラントを遅延できるだけで相手が避けたりたり時間を使ったりすることでULTを回避することができてしまいます

もちろんこのよけるという時間をつかいタイムオーバーを狙えるのであればよいでしょう。

しかしこの場面というのは残り時間1分はあります。

したがってSovaのULTだけで1分を遅延できません

なので,体が遠いSovaはBからULT遅延

ではなく,Aからキル目的・カバーを目的としたULTを使う

というのが最善の動きだったといえるでしょう。

この遅延でのULTではなくカバーULTでよかった点は実質人数を3人にできたというだけではありません

ガレージのワイヤーをトリガーにしてULTをつかうことで,

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ガレージから抜ける間に相手によけさせて動き続けるという時間を作ることで

相手に打ち合いのできない瞬間を作りました。

それによりDEFのNeonとCypherがCTからのエントリー・ファストリテイクをしやすくことにつなげることができ,実際の人数が不利ではありながらもキルにつながるULTを使い

勝利することができたラウンドでした。

SovaULTのカバーでの使い方

ここで補足としてSovaULTのカバー目的での使い方で大事なポイントを伝えておきます。

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離れている位置から単にULTをつかえばカバーができるのでしょ?

そんな簡単な使い方ではあまり意味がないです。

上記の例だと厳密にはカバー目的ではなく遅延目的での使い方です。

相手のエントリーを止めて,時間を稼ぎ味方のローテの時間をつくる。

という使い方だからです。

では,カバー目的で大事なのは何でしょうか。

細かいですがほんの数秒のタイミングの違いです。

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ではどんなタイミングで使うのが良いのか。

それは,サイト中の味方がコンタクトしたタイミングです。

この瞬間に使うことで味方が撃ち合うタイミングでありその瞬間に相手のファイトできない状況を作ることができればキルにつながるのです。

<u>敵がサイト中にいる</u>×<u>味方が撃ち合う</u>×<u>ULTを使い相手が撃ち合えない</u><u>キルにつながる</u>

という流れです。

Aに相手が攻めてきている→ULTを使う

という同じ状況ではありますが,細かいタイミング1つで大きく目的が変わるので意識してみてください。

さいごに

いかがだったでしょうか。

面白い作戦だったと思います。

初手の配置をBCに偏らせることで

あいてがB・Cにラッシュするなら即4の配置が作れ,

もしBからCへのロテがあってもSovaがULTでのカバーを行い,Cのファストリテイクを行う。

というここまでの流れまでを考えられた作戦だと思います。

もし内容がおもしろければこういったバロラントに関する戦術解説などをおこなっているので

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