2025/3/16

BエントリーしてCTからC展開ができるときとは(リソースのホットポイントを理解して薄い場所を狙っていこう!)

BエントリーしてCTからC展開ができるときとは(リソースのホットポイントを理解して薄い場所を狙っていこう!)

はじめに

今回は、リソースについての解説を行い、 Lotusの「BサイトエントリーからA抜け・C抜け」を行う作戦を、攻め側がどういう情報から相手のリソースを分析してC抜けの判断になったのかを話していきたいと思います。

リソースについての解説は別のページに行ったので、「相手のリソースを分析して攻めを選ぶ」とはどういうことなのかがわからない方は下のページからまずは見てみてください。

今後、自分の記事ではレギュラーとイレギュラーという言葉を使っていきます。

<u>ふつう行う丸い動きのことを「レギュラーな動き」</u>と呼び、そうでないうごき、<u>レギュラーを行ったうえで行うフェイク、レギュラーな考えの裏をかいた動きなどをすべて「イレギュラーな動き」</u>と呼んでいきます。10回やって7回は成功するような丸い考えはレギュラーというイメージですかね。

なので、フェイクを解説するときに「イレギュラー的にフェイクを行った」と表現をしますが、べつに「ここで行うフェイクが珍しい戦術だ!」という意味ではなく、ただ単に「通常行うもの・何度も行うものではない」という意味でイレギュラーと呼んでいるだけです。

よろしくお願いします。

リソースについて 防衛側のリソースを分析して薄い場所を突いていく!
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BエントリーからC抜けを行う、攻め側の解説

①AにNeonカーテンをつかい相手のアクションを様子見(カーテン一つで相手がどうリアクションをとってくるのか、帰ってくる相手のカウンタースキルでAメインの人数を把握しようという狙い)

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②ホウントを使いAメインを防衛側がコントロールしてきていないことがわかる

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基本的にレギュラーな守りとして、両サイトを引いて守るとどっちに攻めてきているのかがわからないのでAメインをとりに来ていないということはCコントロールを防衛側がしに来ているのではという予想はできる。

③B前をコントロールして、Aメインの情報を再度取りに行く。ここでも防衛側がAをコントロールしに来ていないのがわかっている。

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④相手のステルスドローンによって防衛側がAメインの情報をとりに来る。ただ、がれきまでは索敵できなかったので攻め側のOmenとFadeは相手にばれていない。

なのでレギュラー的に考えると、相手の防衛側はAクリアなのでCかBに人数を寄せるのが普通。

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⑤AメインにいたOmenがAツリーに対してドアを開けてパラノイアをつかったことで、ドライでAセットに来たと見えるのが防衛側

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⑥BエントリーをはじめてCへと抜けていく。(プラントフェイクも入れていなかったのではじめからC抜けを作戦として行っていたようにみえる)

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⑦Cサイト制圧してプラントを行っていきました

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この作戦のポイントは2つ

1つ目は「アクション」で防衛側の配置をゆさぶったこと

2つ目は「リソース」を考えてC抜けを行ったことです。

1つめの「アクション」によるゆさぶり

ざっくりともういちどどんなアクションの流れだったのかを整理してみます。


攻め側:ホウントとスモークを使いAメインをコントロールしているように見せる

攻め側:B前をコントロールして、再度Aメインをスモークとプラウラーでコントロール

防衛側:Aメインコントロールを本当にしているのかを確かめるステルスドローンを使ってくる

攻め側:ステルスドローンをよける

防衛側:Cクリア(YoruとOmenが前目コントロール)、Aクリア(ステルスドローンから)という状況なのでBなのでは?もしくはがれきを見れていないのでAにいる?という状況

攻め側:レギュラー的に考えるのであれば、Aの索敵をよけれたことで相手がCに寄せるだろう。だからAをドライで進み、コンタクトしたらセットをする。 だけど実際は、イレギュラー的にAフェイクというアクションでAのツリーのドア開けとパラのアクションでAフェイクにする

攻め側:BセットからC抜けを行い、最終Cになった。


「B抜けのCセット」は、はじめから決めていた作戦。だというのが僕の見解です。

そのうえでBからC抜けをしやすくためアクションを行っていたのだと思います。

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VODのように相手がAを捨てていた場合は、Aのスモークとプラウラーでコントロールしているように見せる・Omenのひとりラークでドア開けとパラでフェイクで防衛側の配置・リソースをAに寄せてC抜けをしやすくしていたということです。

2つ目 「相手のリソース」を考える

レギュラーな守りは基本的に

Aを前目でBは引き配置(サイト中)Aを前目でBは引き配置(サイト中)

Bを前目でAを引き配置(サイト中)Bを前目でAを引き配置(サイト中)

どこかのエリアを前目で情報をとり、片方は引いて守るのが普通です。

全部引いていては相手がどこを攻めてきているのかがわからず人数が寄せれないから。

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前目に取ることでAの人数が薄くはなるが、前目の情報のおかげで寄るための時間を作れてどっちに来ても守りやすいのでこの配置をレギュラー的に行う。

Bにきたら3人配置をつくれ比較的よせられているし、Aであれば前目に情報をとれているのでOmenがパラで一度遅延して味方の寄る時間を作れたりする。

こういうリソース・配置であるという予想ができるこういうリソース・配置であるという予想ができる

なので、Lotusのはなしにもどりますが、Aメインを防衛側がとりに来ていないのであれば、Cメインをコントロールしているのではと予想ができるわけです。

なので、Aクリアという情報からCメイン側にリソースが寄っている分CTが薄い。

であればBを抜けてCリンク側を通っていけるだろうと考えることができます。

なので、B抜けからC展開がという判断にったというわけです。

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