2025/5/29
ULTの読み合いと揺さぶられた後のリテイク例
目次
はじめに
こんにちは、エダマメです。
さてさて、
今回は攻め側のULTラッシュのラウンドの作り方とそれがうまくいかなかったときのローテの判断速度、
防衛側のラッシュでサイトに寄せた後の逆サイトプラントとわかってからのローテ・リテイクの仕方に注目して書いていきたいと思います。
今回あつかうラウンドのVOD
大まかなラウンドの流れ
Pre-Round-Informatin
- お互いのULT状況


攻め側はYoruとIsoのULTがあって、防衛側はTejoULTのあるラウンドです。
チェックポイント1 「攻め側のAアクション」
※細かい流れはあとにまとめます。

攻め側はYoruULTを索敵に使いAサイトにセットを仕掛けに行きます。
チェックポイント2 「防衛側のカウンター」

攻め側のYoruULTが終わるタイミングで今度は防衛側がTejoULTをつかいカウンターリテイクを行ってきます。
チェックポイント3 「攻め側のリテイクカウンター」

防衛側のカウンターリテイクに対してさらにカウンターとして攻め側のIsoがULTをつかいます。
チェックポイント4 「攻め側のCローテ」

攻め側のIsoがULT対面でやられたことを受けてAをやめてCへと切り返していきます。
チェックポイント5 「プラントからのローテ」

Cへのプラントが完了。
チェックポイント6 「ラークケアのCリテイク」

CTからリテイクを行い、

解除を通した防衛側のラウンドとなりました。
詳説
ここからは、各チェックポイントをくわしくみていきます。
チェックポイント1~3について
防衛側視点


まず、ULTだけからどんな使い方があるのかを予想すると
攻め側はYoruとIsoULTがたまっているので

YoruULTによる索敵とIsoULTのキャッチを組み合わせた使い方があると考えていると思います。

なのでまずはいったんYoruULTに見つからないようにするための引き配置をとっていくのが防衛側としての考えです。
防衛側にはTejoULTがあるのでいったんは入れさせても取り返しに使おう

なんならあえてサイト中に攻め側をいれることで引けない状況を作りULTによるキルを発生させるような形を作ろうとしていたと思います。
攻め側視点
攻め側については今度見ていきます。
攻め側としては相手の防衛側のTejoULTの警戒をしなければいけません。
TejoULTの使い方を予想すると、

こういうような通路でよけられず、戻ることもできない真ん中に相手がいるときに使うのが強いと個人的に感じていて
前に押し出したところを倒しに行く形を作るとよいと思っています。
今回のHAVENであれば、Aロングがその使われ方をする可能性があるエリアだと思います

なのでAロングのケアがしたい。

ほかの使い方としては単純にプラント遅延や、プラント後のポストプラントでのリテイクに合わせて使ってくるというのが予想できそうです。
ただ今回は攻め側はIsoULTをもっているので相手がカウンターとして前目に勝負してくるのであれば捕まえることができるのでその択は薄いとも考えていたとは思います。
なので一番ケアしたい濃厚択としてリテイク対策を考えなければいけないということです。
そこでとったのがYoruULTというわけです。
YoruULTの索敵によって相手がメインにいないこと(カウンターケアにもなる)
サイト中もフリーでとれる
という情報をとります。
これによりサイトをほぼゼロスキルでとれるので相手の防衛側がたとえTejoULTでリテイクをしようと考えていても、カウンタースキルは十分にあるという状況を作れます。

ただ、YoruULTでサイトを取れたタイミングで
ほかの味方がサイト中に到達できていなかったのでスキルはあるけどカウンターをCTにいれるには届かないという状況になっていました。
チェックポイント4

こうして攻め側はTejoULTによるカウンターリテイクを受けてAをあきらめて
Cにローテする判断になります。
ここですごいのが

ラッシュだからというのもありますが、このULTをつかってエントリーをするところからあきらめてCローテにするまでの判断の速さです。
お互いのULTの寄る返しがおきて混戦状態にもなりながらわずか開始30秒くらいでローテまでの判断を行っていたのです。
プランが崩れたときも考えているからできることなのかなと感じました。

攻め側のCypherがラークして情報をとっているあたりからもローテ択も用意していたのがうかがえると思います。
MIDをとってくれているからローテ組は警戒しないで走れるし、走っても情報がとられにくいというわけですね。
チェックポイント5~6

攻め側はローテを完了してCプラントを行います。
ここから注目なのが防衛側のリテイクについてです。
本来、攻め側のラッシュをうけてCとBを捨ててAに防衛側はよっています。
そのため逆サイトのプラントをされると、一度手放したエリア

攻め側がいると想定してCへと移動しなければいけなというわけです。
Cのプラント音を味方が聞いてくれていてそこから気づいてローテするのと、
プラント音は聞こえずプラントされてからそこから気づいてローテするのでは4秒の差があります。
たった4秒かもしれないですが、プラント解除にかかるのが7秒と考えれば4秒でもあるのとないのでは大きな違いだと思います。
その4秒を失ったところからリテイクをしないといけない防衛側にとって
Cにいくのに時間はかけられません。
失ったエリアを全て取り返したり、ラークを警戒してゆっくりCに行ったりする余裕がない状況というわけです。
そこで防衛側がとった選択がみんなでCTから行くという択です。

みんなでB経由で行くという択もあるとは思いますが、
もし攻め側のCypherがいるとわかってもそれを倒しきれなかった場合、

いるとわからなくても最終的に挟まれる形を作られてしまう。
だから

スモークをたいてラークによるはさみの形のケアをしつつ、経由してきたCT以外のガレージやMID等のエリアは捨てて、
サイトだけをとりにいくというきれいなCT経路だったというわけです。

そしてサイト中を優先的にとり、解除を通すというリテイクを成功させるラウンドとなりました。
最後に
いかがだったでしょうか。
お互いのULTがあるラウンドでのケアの仕方
止められたときの予備の択を用意と攻め側の判断の速さ
防衛側のゆさぶられたあとの逆サイトへのローテの仕方・リテイクの仕方
どちらも面白いラウンドだったと思っています。
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それではまた次回。
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