2025/9/13
相手の人数状況でピークの仕方が変わる例
ダブルピークにもそれぞれ特徴があり使い分けは大事だと思います。
その一例として私は相手がひとりなのか、それとも複数人いるのかでピークの仕方が変わると感じたので書いていこうと思います。
相手の人数が一人のような状況でのダブルピークは特に気にすることはなく、どんなピークでもよいと思います。
強いて言うのであれば、アングルを変えて相手のふり幅がきついような

こういう左右からダブルピークするのが強いと思う。
しかしVODのように、相手がこのように複数人いる場合での左右ピークを行うと味方同士でのアングルの違いからプラント解除を倒すまでのタイミングのずれが発生してしまいます。
なぜカバーが遅れてしまうのか。なぜタイミングのずれが生まれるのか。 それは左右のピークにはお互いに見えている景色・アングルが違うからです。

右側の人に注目すると解除しているBrimに対してピークを持っていく前に
1番のアングルの敵とコンタクトしてその次に2番のBrimに合わせに行くことになります。

左からピークした場合も同様にBrimにたどりつくまでにアングル的に別の人とコンタクトする可能性があるので
二人で出るたいみんぐをあわせてもBrimをたおすときにタイミングにずれが生まれてしまうのです。
このずれが相手がひとりであれば関係なしにファーストコンタクトを解除に持っていけるのでずれが生まれないので何でもよいといった理由になります。
何が言いたいのかをまとめると。
相手がひとりであれば左右ピークも可能でむしろ強い。
一方で
相手が複数人の場合にはダブルピークで
タイミングを合わせてもファーストコンタクトがお互いに違うのでフォーカスのずれを生みやすい。

なので、こういう場合には同じ方向からピークして同じアングル・同じ視界になるようなピークが良いと考えられます。(個人の意見です)
もちろん同じところから出るのが強いのかというとピークの強さは左右から飛び出すのに比べて普通程度だと思います。
しかし、アングルをそろえる必要のある二人ピークではとくにアングルの合わせを優先するほうが比重としては大きいと感じています。
理由は明白で二人というのを活かさなければいけないからです。アングルが違いお互いに違う人と撃ち合っては1v1をしているのと変わらず二人の状況をいかさない撃ち合いになるからです。
なので二人という状況をいかすのであればアングルがそろえる必要があり同じ個所からのピークが必要だと思います。
相手が一人であればピークの強さを優先してもアングルがそろうので問題がないというわけです。
個人的なまとめ
ダブルピークでは
「アングルの合わせ>ピークの強さ」
が比重としては大事で、相手が一人であればアングルがそろうのでピークのより強い選択をとれるが、相手が複数人であればアングルを優先するべきなので同じ方向から出る必要性がある。
たしかに複数でも2段をくんでいる相手なら左右ピークが強い
複数を相手にするなら複数斜線を前提にしたピークが必要
相手が2段など相手が一人と変わらないようなアングルの作り方をしていた場合には左右から出るピークのほうが強くはあるが、相手が複数の場合には複数斜線をまずは考えたピークをすべきだと思います。
もっと核心的な話をするのであれば人数よりも大事なのは「斜線が合うか合わないか」がもっとも核の部分だと思います。
ただ人数で考えるほうが簡単ではあるので上記の説明では人数で使い分けを説明してきました。
例を挙げるのであれば
LOTUSのこの位置関係とかがそうですね。

ピークをしたときに複数斜線を気にしなくてよいようなエリアを自分たちの戦いたい場所にした場合は、人数(複数斜線)を気にする必要がないので左右から飛び出すほうが確実に強いです。
https://youtu.be/mm2wA5uRA7E?t=24436
ダブルピークの使い分けは本来は自分たちの戦うエリア、飛び出す場所に対して複数斜線にならないのか?を考慮して飛び出し方を考えるべき。というのが厳密には正しい認識だと思います。
複数斜線が生まれてしまうのであれば同じアングルから飛び出すダブルピークのほうが良いし、複数斜線が生まれないのであれば左右でのダブルピークで良いというわけです。
ただ厳密に物事を考えるよりも簡略化したほうがわかりやすい場合もあるので単純に「相手の人数が多いのであれば複数斜線を作られてしまうから一緒の場所から出たほうが良い!」「相手がひとりであれば複数斜線にならないから左右ピークだ!」で判断して使い分けするほうが簡単なので複数かそうでないかという人数でピークを使い分けるほうが単純でわかりやすいというわけです。
この記事をシェアする