はじめに
どうも、EDAMAMEです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の抱負としては「殻を破ってコーチ・アナリストとしての挑戦の年」にしたいと思っています。コーチ・アナリストの勉強って一人じゃできないし、自分からチームに行かないと学べないと感じたからです。
まあ、それでも記事の言語化は自分にとって勉強になることが多いので今後も継続していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
そんじゃ、今回はセットとして行うフェイク作戦ではなく、戦況のリアクションで行うフェイクアクションについてVODを挙げながら話していこうと思います 💪
「フェイク」について
フェイクというのを題材にしたときにいろいろのパターンがありすぎて、全部を網羅するのは一番難しい作戦だと思っています。
- フェイクの形
- フェイクをすべきタイミング
- フェイクをした後の話
フェイクの形を一つとっても、セットのフェイクなのか、緩急やテンポ感を利用したフェイクなのか、相手の状況を見て行うフェイクなのか。など、形にもさまざまあります。
すべてを書くことはできないので、今回はセットやプレイブックといったフェイク作戦ではなく、ランクとか即席パーティーとかでもつかえる攻めのセオリーを利用したフェイクについて話そうと思います。
では、さっそく考えてほしいです。
攻めのセオリーとしてフェイクを行う上で重要な考えとは何でしょうか。
それは「防衛側が今どっちのサイトを警戒しているのか」というのを見極めることです。
相手が警戒しているエリアにアクションがあったら相手は「警戒していた通りにアクションがあったから予想通り」と考えてかみ合いが生まれるからです。
全然フェイクとは関係ないですがこの思考のかみ合いの感覚をわかりやすく言うなら、
相手がKilljoyULTで攻めてきそうと予想しているときに、本当にKilljoyULTを使ってきたら。
やっぱりな!という納得感が生まれると思います。
フェイクではこの相手の思考の点と点がむすびつくようなアクションをとるように意識することが重要です。
点【相手の予想】ーーー点【自分たちのアクション】ーーー線【かみ合いのあるフェイク】
攻めのセオリーとして考えやすいのはピックが取れた時だと思います。
とくにラークのアクションはフェイクに結びやすいのでこれを題材にしたいと思います。
線になるフェイクアクションをラークのアクションから説明しよう
①ラークが倒されたとき
場面をおってみていきましょう。

まずYoruがAでラークを行っていて、スロープまで取れたタイミングでフェイド以外の味方をAサイト側に寄せていきます。
ラークがやられる、やられない関係なしにBフェイクでAに行こうと考えていたと思います。

ローテを行っているタイミングでラークを行っていたYoruが倒されてしまいます。
ですが、ラークが倒されてエリアを失っても最終A攻めは変えない判断を行います。
むしろ、フェイクとしては、逆にかみ合うラウンドになったと自分は感じました。
というのも、ラークを倒した防衛側は「AはラークでBが本命か?」と考えるタイミングだからです。
ただ、実際は防衛側もラークを倒したからと言ってAの可能性を捨ててBに寄ることは行いませんでした。
Bのエリアに対して攻め側のアクションはまだないため、Aに攻めてくる可能性がまだ残っているからです。また、人数有利が取れている防衛側はギャンブルをしてBに何のアクションもないのに寄る必要がないからです。

しかし、その配置も攻め側のBのフェイクのアクションによって防衛側の配置が崩れていきます。
相手の思考が「AはラークでBが本命か?」にたいして「Bのアクション」という点と点が線となることで相手の思考は完全にBとなったからだと思います。
「AはラークでBが本命か?」と感じつつも、予想では動かないので、予想通りのアクションをいっしょに行うことで線となるので相手も揺さぶられてくれるということです。
②ラークがキルをとれたとき
1.ピックの取れたサイトをフェイクにしたパターン

Aでラークを行っていたViperがサイト中のワンピックに成功します。

ワンピックをとったことで防衛側の思考はいま何を考えているでしょうか?
「サイトをラークに取られているのでAに攻めてくるかも」です。
なのでAをフェイクにするという判断になります。

本体側はフェイクとばれたくないのでコンタクトで逆サイトを攻めていきました。
MIDが取れていて、かつ体がA側によっているのでフェイクにしないでラークのViperに合流してそのままAを攻めるのもあり
もちろんMIDが制圧できていて相手に大回りのローテを強要できる状態だったり、VODのようにからだがB側ではなくA側に寄せれていてピック後すぐに合流できるのであれば、フェイクにしないでラークのピックのサイトに攻めるのもセオリーだと思います。

ただVODのように体がBサイト側によっていたり、そもそもMIDをとれていなくて自分たちより敵のほうが早くローテできたりする場合にはピックの取れたAサイトに合流してせめても遅すぎます。
自分たちの位置や今取れているエリアを考えて、合流よりもフェイクにしてしまったほうが良い状況があるので使い分けは大事です。
2.ピックの取れた逆サイトをフェイクにしたパターン
最後の例題になります。

ラークを行っていたNeonが防衛側のプッシュのKilljoyを倒すことができました。
まずは「フェイクをすべきか合流のどちらが可能か?」を考えましょう。
これは体の距離やSplitのような例だと相手のMIDローテを止められているのかが重要だという話をしました。

今回の場合、ラークがCサイトのNeonになるのでAメインの本体の合流の時間、MIDをとっていないので防衛側はBサイトをとってローテが可能だと考えましょう。
圧倒的に相手のほうがローテが早く行えてしまうので、CサイトをフェイクにしてAサイトを最終的に攻めたほうがよさそうです。
ただし、これはあくまでNeonのとったアクションだけを考慮した状況です。
Aメインの本体側がどういうアクションをとっていたのかも考えてみましょう。


本体側はAメインをドローンでアクションをかけて、防衛側のAロングの索敵ドローンにも映ってしまいました。これではCをフェイクにして最終Aを攻めたくてもフェイクをする前にAを警戒されています。
つまり、CをフェイクにしてCを警戒させたいがすでにAも警戒されているという状況です。

状況を整理するなら、
- CはNeonがキルをとれたが防衛側のNeonにひとりであるのでCがラークサイトと予想されている
- Aはドローンでメインのリテイクを行っているのを防衛側に見られている
ということです。

Cにラークでキルがとられて本体側の位置が相手の補足されていないのであれば、ラークに合流してCを攻められることをケアして「Cに対して警戒をする」という形になります。
さきほどのSplitの例ですね。
本体の位置がばれていないのであれば、CをフェイクにしてAはコンタクトで進めばよいです。
ただ、今回の例の場合だとラークのピックをとれたとしても本体側の位置を敵に把握されています。この場合の相手視点はCがラークでAが本体と見えています。
であれば警戒すべきは「Aサイト」というのが相手の思考だと思います。

さらにAが本体だと相手にばれてた原因として相手のドローンチェックでピック後にもAにいるのがばれているのでなおのことAが警戒されている状況です。
以上から状況として相手視点で警戒しているのは「Aサイト」ということです。
警戒しているサイトにフェイクをするべなのでこの状況だと
「Aサイトをフェイクにするのが良い」ということになります。

NeonはCから下がる足音、Aの防衛側のドローンに視認されることでよりAに対して警戒度を高めたくなるのが防衛側の思考です。
防衛側のドローンをよける必要はなく、むしろAだと思わせるためにもあえて索敵にはかかる必要があるタイミングであり、よける必要はなかったということです。

こうしてAサイトにフェイクを行って最終Cにした攻め側はかみ合いのあるフェイクの形が出来上がりました。防衛側のOmenがAサイトに寄った後に遅延のためにパラノイアをつかっているのがその証拠です。
まとめ
フェイクをする?しない?
➡味方の位置、自分たちの取れているエリアを見て合流はすぐに行えるかで判断
フェイクをするサイトは?
➡相手が今どっちのサイトを警戒しているのかの状況整理
ーー本体の位置はばれている?ーーピック・エリアが取れているサイトは?
ーー本体の位置はばれている?ーーピック・エリアが取れているサイトは?
セットやプレイブックにはない爆破ゲームの根本理論として大事なフェイクの核心というのは
「相手がどのサイトの攻めを警戒しているのか」という理解にあったアクションをとることです。
まあ、このリアクションで行うフェイクもプレイブックとか作戦で行うものも根本として相手が警戒してくれるようなスキルの入れ方やエリアはどこを取ればよいのかに基づいて作られているはずです。
フェイクのセット解説もおもしろですが、あんまり記事に向いたコンテンツではなく、プレイブック系の資料が良いと思うのでまたの機会に譲ろうと思います。
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