こんにちは、EDAMAMEです。
今回はAmericasの試合から「防衛側がラークを泳がせて、攻め側を特定のサイトへ誘導する」場面を紹介します。
ポイント!!
  • ラークをあえて倒さず“泳がす”ことで、攻め側の次の選択肢を読みやすくする
  • 読みが立った瞬間に、ファイトするエリア(ローテ予想なので今回はMID)へ素早く再配置してリターンを取りに行く

流れを確認(攻め側視点で)

攻め側はAテイク

image

攻め側はAメインのオーブテイクからはじめます。
防衛側はナイフを使って、SovaとHarborがいることを確認しています。

サイトアクション

image

攻め側はドローンとHarborのカーテンでサイトに対してエントリーのアクションをかけます。
そのアクションでMIDやBメインでは詰め待ちのリアクションを待ちます。

5v3

image

MIDを管理していたPhoenixが防衛側を二人倒すことに成功します。

攻め側は逆サイトへとローテ

image

人数有利が取れたこととAにサイトアクションをかけていることから防衛側がAに人数を寄せることを考えて、ピックが取れた段階で攻め側はBへのローテ判断を行います。

ViperがBサイトにいる

image

ここで攻め側はBサイトへのエントリーを行おうとしますが、丸く考えるのであれば
防衛側はAによっているのが普通ですが、ここでViperがAに釣れていないことから、防衛側が広く配置をとっていることを予想するのが攻め側です(たぶん、Voice commsでも言っていると思います。)

攻め側:Aラークを通せたので、Aにくるように味方に伝える
防衛側:サイトとれたと思ってAに寄せるからMIDでローテカットを狙う

image

攻め側は味方がAをとれたことで、Bに防衛側が寄っていることを予想して、Bの味方をすぐさま寄せるようなコールをしています。

image

防衛側はそのラークをあえて倒すのではなく、泳がすことで攻め側をAに誘導させます。
倒さないことで、攻め側はラークのエリアどりを生かしてAに来るという定石、泳がすことで攻撃側が取る選択の予想をしやすくするという狙いです。

その狙い通り、防衛側のJettは攻め側がAへとローテしてくる読みがあり、そのローテを倒しに行く、相手が必ず通ってくるエリアを管理できるMIDポジションへと移動します。


image

こうしてラークを泳がすことで相手の動きを読みやすい状況を作り、自分たちがファイトするエリアを考えて、ポジションをとり、敵が来るという流れを作ることができたラウンドとなりました。


ちょっとした補足

今回のように相手のローテが分かるときにそのローテを管理できるMIDというエリアをとりに行くのは良い判断ではありますが、VODのように相手のセンチネルを倒せて攻め側にMIDの情報を管理する人がいなかったこと、AラークのNeonとB2という配置の情報をつかめていたというのは一つ大きな要素す。これによってMIDをノーリスクでポジションを後からとることができたからです。

あと攻め側がMIDからAに行こうとした理由はVoice commsだと、攻め側はMIDに武器があるので拾ってAにくるようなコールをしていたように思います。
どちらにしても、攻め側がミッド経由でA、アタッカースポーンからAにいくにしても、MIDというエリアはAへのローテを管理できるエリアです。
防衛側はラークを泳がして相手のローテを予想して、それを生かせるエリアをすぐさま判断して、ポジション移動を行う判断が輝くラウンドといえたと思います。

今回のVODのようにタイムを意識して、終盤でのラークを泳がせたら相手はもう切り返すタイミングがないのでより選択肢を与えないタイミングだったとも言えます。


まとめ

  • 今回は泳がすことで「攻め側がどこへ寄りやすいか」を固定し、防衛側が先にMIDを確保してローテを狩りにいけた
  • 成功条件は「相手のMID管理役が落ちている」「配置情報(AラークのNeon / B2)が掴めている」など、ノーリスクで再配置できる材料が揃っていたこと